10月27日の日記

これから数学をする予定。英語はあと少し。今日は古文もしてから寝る予定でいる。

イラクで日本人が人質に捕られた。政府の対応を注意深く見ようと思う。自衛隊は撤退するのだろうか？それとも自己責任とやらをのたまって見捨てるのだろうか？これまでの小泉政権のあり方から予想するとおそらく後者だと思う。では自衛隊は元々何のために派遣されたのだろうか？派兵ではなく、人道に基づいたイラクの復興支援だったはずである。国民を見捨てるような国が世界を良い方向へと導けるのか？否、それは人道に反することであり、イラクへの自衛隊派遣の大義名分は失われてしまうだろう。被害者がイラク入りしたこと自体を責める人もいるだろう。確かに、全く責任がないとは言えない。行く人には覚悟が求められる。しかし、被害者には被害者なりの使命を持っていたに違いないはずである。私たちがテレビで得る情報のどれくらいが真実なのか。実際には放送されない、できないことがかなりある。イラクに関しても伝えなければいけないことが伝えられてなかったりしている。普段私たちが見聞きしているのは、私たちに都合のいいことでしかないのがほとんどなのだ。彼らは、私たちが知らなければならない真実を生で見聞きし、それを私たちに還元するという役目をもっていたのだ。それは政府にとっては都合の悪いことなのかもしれない。しかし、日本人が真の国際人として歩む過程としてはすばらしいことのはずである。
被害者は、私たちにできないことを代わりにしてくれている、謂わば、代理人なのだ。何もできない私達に出来る数少ないこと、それは被害者が生きて日本に帰ってこれるように政府に訴えることだけだ。